kuroda

2012年1月 6日 金曜日

縮毛矯正毛とパーマの甘い関係


兎にも角にもお客様とは、わがままなものです。

そのようなわがままを叶えるのもお仕事の一つです。

では

室内ではうまく写真が取りにくいと言ってみます。

まず毛先中心の写真です。


この状態だけを見ればそこそこ綺麗に見えますが、なんとなくわかると思いますが枝毛がいっぱいです。

理由は、簡単でうちのお店にいらして以来、
毛先パーマ4回 ストレート2回 ハイトーン2回してきています。

はじめは毛先の量感が少なかったため、緩めのパーマをかけまして、
それに物足りなくなった所で強めが良いとの事。

それからしばらくして、パーマに飽きたのでストレート。

やっぱりストレートに飽きたのと、髪に癖が出てきたのでパーマを取るためにと癖を綺麗にするためにストレートパーマ。

それから約10ヶ月今に至る(この間カラーも含まれますが・・)形です。

長い友達と書いて髪と呼びますが(少し古いかな?)パーマやカラーも今日の仕上がりだけを作るのではなく明日のもしくは次回来店のためにスタイルを組み立てていくことが重要ではないでしょうか?

まずは根元をリタッチカラーをします。

シャンプーにはもちろん秘密のトリートメントをMIXして少しでも補修しておきます。

シャンプー後、残留しているオキシドールを除去する目的でヘマチンを使いチェンジリンス。

流してから、補修と次に付ける薬剤の浸透を促すためにひみつのトリートメントとシステアミンクリームを混ぜてスチームを適度に当てます

流してから、システアミンの薬剤でつけ巻きワインディング。


(わずか薬剤の使用量10g!!)
適当に時間を起きます。

希望なカールになったら、高濃度炭酸水でしっかり薬剤を流します。

熱から髪を保護してくれるトリートメントをつけて蒸らしながら乾かします。
(いわゆるクリープパーマかな?)

乾いたら、過水の2剤をしっかりつけて(おそらく1剤の5倍以上)お流しします。

シャンプー薬剤除去、PH調節などいろいろ処理をして仕上げます。



あんなダメージがあって、毛先も矯正がかかっていましたがパーマもちゃんとかかりました。

矯正をかけるとパーマがかからなくなるとかは、美容師側の言い訳になりつつありますね。

で、このお客さま。
朝起きて濡らされることもしないですし、セットもほぼしない方ですので、おうちでの再現性を考えて乾かします。

乾かす前に、βレイヤーエマルジョンを小豆3個分ぐらい薄くつけます。

適当に根元から乾かします。

全体が乾いてきたら毛先をねじって乾かして終了です。
(ブローはしていないので表面のくせは出ています)




毛先中心のボリュームが出るようになり華やかになりました。

けどこう見ますとやっぱり癖も出てきていますね。

梅雨前に表面の気になるところだけでもストレートですな〜



今日の結論

矯正のかけた髪でもパーマは可能です。

(他店のでかけられてかけてみたい場合、ご来店していただきご相談する形になるかもです)








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